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新野 大介
島根大学医学部病態病理学
教授:新野 大介

 2022年8月1日付けで病態病理学講座教授を拝命しました新野(にいの)大介と申します。私は1969年に福岡市で生まれ、筑紫丘高等学校、長崎大学医学部を経て、4年間血液内科を研修した後、病理学の大学院に入り、病理の道に進みました。その後、血液病理で有名な久留米大学病理学教室にて約8年間勤務し、多数のリンパ腫症例を診断し、主にT細胞リンパ腫の研究を行ってきました。その後、長崎に戻り、2016年に長崎病理医育成・診断センターの教授に就任し臨床活動に加え、学生、研修医、若手病理医の教育、指導に携わり、病理医の育成を行いました。加えて長崎県の離島の病理診断を行い、地域医療に貢献しました。その後、産業医科大学第2病理学教室の准教授を経て、出雲にやって参りました。
 病態病理学講座は今まで実験病理として運営されてきましたが、今後は病理診断を器官病理学講座と協力して行い、病理医を育成していきます。現在、島根県内の病理医は不足しており、病理医の育成が急務であります。医学部生、研修医に病理医の魅力を伝え、体験してもらい、病理専門医を増やしていくつもりです。研究面では私が今まで行ってきたリンパ腫の病理診断、臨床病理学的研究を行います。リンパ腫などの血液疾患の病理診断に興味がある方はぜひご連絡ください。島根大学病院、県立中央病院などのリンパ腫症例を多数検鏡することができます。また今まで長く行われてきた大原講師による「遺伝的モデルラットを用いた、高血圧関連疾患の遺伝素因の探索、病態解析」も教室の研究として続行していきます。
 今後、島根大学医学部、島根県内の病理が発展し、全国から病理医が集まるような教室にしていきたいと思います。未熟者ではありますが、微力ながら島根県のために尽力していく所存でありますのでご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

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